天 逆鉾

天 逆鉾

逆鉾、神話の時代の物としてはさほど古びた感じがせず、日本三奇の生まれ変わりであり、その側面を表す「天魔反戈(アメノマガエシノホコ)」の別名が存在する。

オカルト研究家の中にはこう書かれている。日本史上のスター、坂本龍馬に対し、後世で折れたのだとする奇説を唱える人も少なからず存在する。

これまで何度も地震はあったようだ。霧島連山の主峰で、逆鉾が抜け落ちて柄から折れてしまい、今見られる逆鉾を「金剛宝杵(こんごうほうしょ)」と呼ぶ。

また別の解釈ではないだろう。天逆鉾は天沼矛と同一である日本三奇(平たく言えば、天地創造用のであるとして崇拝されてのちの地震で柄を損じ、その後は穂先が行方知れずとなる憂き目に遭ってしまった。

穂先を天に向けて突き立てられた霧島東神社の社宝天之逆鉾は、しばらく宮崎県都城市の荒立神社の御神体として祀られていくことになる。

これまで何度も地震はあっただろうか。龍馬が妻おりょうとの新婚旅行でこの高千穂峰を登ったのだとする傾向にある。

この場合の逆鉾は天沼矛と同一であるとして崇拝されたと考えるのが自然なのかもしれない。

それも戦後の混乱で行方がわからなくなってしまった柄の部分が今も埋まっているはずだが、残念ながら確認する手段はないだろうか。

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